アンブックスに出てくるお花


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アンブックスに出てくるお花の写真集です。
お持ちの写真があったらぜひ紹介して下さい!

出来たらどの本のどのシーンに出てくるのかもコメントしていただけると助かります。
よろしくお願いします。


画像をクリックすると元の大きさの写真が見られます。
マツムシソウ

「なんだっておまえはまつむし草なんか欲しがるのかいジェーン? いやな名前じゃないか−−毛虫のような感じがしてさ。」(丘の家のジェーン33章)
ジェーンの父が彼女のために花壇に植えてくれた花です。最近、花屋さんでスカビオサの名前で売られています。日本でも八ケ岳あたりに野生の花が見られます。
2005年10月神代植物公園(東京都調布市)にて
by ましう No.63
リラ

英語でライラック。フランス語でりら、わたし大好きです。
「赤毛のアン」では、アンがグリーンゲイブルズで迎えた最初の朝、むせるような甘い匂いが窓の下から漂ってきますし、アンがマリラに身の上話をするシーンでは、アンの生家にはこの花が咲いているだろうと語ります。
1990年6月、プリンスエドワード島サマーサイドにて。
by ましう No.57
薄荷

うすに、ではありません。ハッカと読みます。英語ではミント。色々な種類がありますが、どれも爽やかな香りがあります。
村岡訳では「赤毛のアン」の最後のページに「風はそよ吹き、はっかの香りがただよってきた」としか書かれていませんが、原書ではその少し前に、マリラとアンは夕暮れの薄荷の香りが漂うグリーンゲイブルズの戸口に座るのが好きだった、と書かれています。
2005年9月、東京都武蔵野市にて
by ましう No.62
ペチュニア

日本でもよく見られる夏の花。和名はツクバネアサガオ(筑波嶺朝顔)といいますが、筑波山とも朝顔とも何の関係もないナスやトマトの仲間。サフィニアは大手酒造の名付けた商品名です。
「アンの愛情」公園の章、アンがパティの家を見つけるところで出てきます。
2005年8月、東京都東久留米市にて。
by ましう No.56
林檎

りんご、リンゴ、林檎。この花がどこに出てくるかは説明の必要もないでしょう。
これはグリーンゲイブルズの林檎の木。グリーンゲイブルズには、林檎の木が二本ありますが、どちらもかなりの老木で、かつてこの屋敷に果樹園があったころの名残だと言われていてます。
1985年6月撮影。
by ましう No.55
スズラン

アンは、ロイからのすみれをわきに投げやりギルバートの鈴蘭をつけてレドモンドの卒業式に出席しました。(アンの愛情37章)
今回は残念ながらグリーンゲイブルズの庭で鈴蘭を見つけることはできませんでしたが(どこかにあるのかも?)この鈴蘭を見た瞬間にこのシーンがよみがえりました。微妙な乙女心がよくあらわれている名シーンだと思います。
2005年6月 プリンスエドワード島ビクトリアにて
by まりえ No.50
オニユリ

真夏に咲くもっともポピュラーな百合のひとつ。昔風の庭によく似合います。
英語では Tiger lily 虎百合ですね。でも模様を見るかぎりでは虎と豹を間違えているような気がします。
遺伝的にはちょっと面白くて、三倍体なので種ができず、葉の付け根にムカゴと呼ばれる小芋ができて、それで増えます(写真右下)。

アンとダイアナが初めて会うシーンで登場。バリー家の庭で、二人は華やかなオニユリの茂みをはさんで、恥ずかしそうに眺めあっていた、とあります。この後が有名な「おごそかな近い」(赤毛のアン 第12章)。
2005年7月 東京都東久留米市にて
by ましう No.48
スイレン

マリラのブローチが見つかって、アンは無事にピクニックに行かれることになりました。輝く湖水でボートに乗せてもらい、一緒に乗っていたジェーンはスイレンをとろうとして水に落ちそうになりました(赤毛のアン第14章)。
中学の国語の教科書に赤毛のアン第10章が載っていて、リンド夫人に庭の百合を摘んでいいと言われたアンは、数行後に水仙の花束を持って現れ、私を仰天させました(他の生徒は気づかなかったらしい)。辞書をひくと百合も水仙もLilyなんですね(だからここは訳し間違い)。スイレンも英語ではLily。こう言うふうに咲く花は、みんなLilyなんですね。いやー英語って面白い! 当時中一の私はそう思いました。まさかそれ以来、35年以上もアンとつきあうことになるとは思いませんでしたけれど。
ちなみに日本語では水蓮じゃなくて「睡蓮」。

2005年7月 東京都三鷹市にて
by ましう No.47
ゼラニウム

グリーンゲイブルズの窓辺の鉢花に、アンはボニーという名前を付けます(「赤毛のアン」第4章)。
実はこれ本当にあった話で、モンゴメリ日記の第1ページ目に、「ゼラニウムの鉢植えをもらった。ボニーと名付けてかわいがるつもり」と書かれています。これを見ても、アンがモンゴメリの分身だと言うことがわかりますね(モンゴメリ自身は赤毛でもそばかすでもありませんが)。
ゼラニウムには色々な種類があって、花の色や形も様々です。普通は葉に悪臭があって、中にはハエが間違ってたかるほど臭いのもあるそうです。その中で、葉に良い匂いがするように改良されたものがニオイゼラニウム。マリラはリンゴアオイだと言ってますので、ボニーはリンゴの香りのするニオイゼラニウム、と言うことになります。
2005年6月 東京都東久留米市にて
by ましう No.46
ダリヤ

ミス・ラベンダーとスティーヴン・アービングの結婚式に、アンとダイアナが用意したのは、ハリソン夫人のダリヤでした。その年の夏は、エイブおじさんの嵐の後遺症で、花そのものが不足していた、とあります(「アンの青春」第30章)。
ダリヤには花の色、形、大きさに色々な種類があります。昔は人気があって、品評会も盛んだったようですが、今はあまり見なくなりました。
アンが持っていったものは、黄色の大輪だったようです。見つけたらまたアップしますね。
2005年6月 東京都三鷹市にて
by ましう No.45
ラベンダー

シリーズ第2巻の「アンの青春」で一番魅力的な登場人物は、もしかしたらラベンダー・ルイスではないでしょうか?
ミス・ラベンダーは、自分の名前は父母が愛したこの花からとったのだとアンに告げます(アンの青春・第21章)。

2005年6月 東京都武蔵野市にて
by ましう No.44
ハマナス

赤毛のアン第5章に出てくる「早咲きの野ばら」と、アンが帽子に飾った「ピンクの野ばら」(11章)が何なのかはよくわかりません。でもグリーンゲイブルズの庭には、ハマナスが植えられていました。
ハマナスは日本原産の野生のバラですが、優れた砂防植物として、ヨーロッパや北米で多く植えられています。
2005年6月 新潟市にて
by ましう No.43

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