タチアオイ |
昔はあちこちで見かけたものですが、最近はあまり見なくなりました。背が高くなるので日本の狭い庭では嫌われたのでしょうか。それでも気をつけてみると、空地などでひっそりと咲いているのを見かけます。暑い日には涼しげなフリルいっぱいの花びらです。 2005年6月 左・東京都小平市、右・山梨県甲府市にて
by ましう
No.42
|
|
|
|
ノアザミ |
「もしばらが、あざみとかキャベツなんていう名前だったら、あんなにすてきだとは思われないわ(第5章)」。キャベツは村岡さんの意訳で元の意味はザゼンソウ。私はアザミ(薊)が好きなので、このアンの言葉はちょっとちょっと。それにアザミの根は食べられるしー。 マリラはパイ家の子供たちの存在を「アザミの効用」と言ってます(37章、でも村岡訳にはない)。アザミはスコットランドの国花。その昔、偵察に来た敵兵がアザミの棘を踏んで悲鳴を上げて捕まったことから戦に勝ち、以来スコットランド救国の花とされている。マリラはその話に例えて、「この世は自分の味方ばかりではない」と言っているのだ。 2005年5月島根県益田にて。
by ましう
No.38
|
|
|
|
タチアオイ |
グリーンゲイブルズの勝手口に植えられていて、夏の日の夕暮れどきにアンとマリラが近くの石段に座るのが日課だと、「赤毛のアン」の最終章に書かれています(村岡訳にはありません)。
2005年6月西武線花小金井(東京都小平市)にて。
by ましう
No.41
|
|
|
|
スイカズラ(ニンドウ) |
「赤毛のアン」第37章でアンが髪に挿したのがこの花。アンが頭を振るたびに良い匂いを放った、とあります。そのとおり、近づくと爽やかな香りがします。 アンの赤い頭の上で揺れているところを想像してみて下さい。
by ましう
No.40
|
|
|
|
スイカズラ(ニンドウ) |
英語ではhoney suckle、日本語ではスイカズラ。ニンドウは中国語の忍冬の音読みです。 花は咲き始めが白で、クリーム色から最後に濃い黄色に変わります。 日本でも、日当たりのよい林のふちなどに見られる蔓性の小木です。民家のフェンスや古い鉄道線路の柵などに絡んでいるのをよくみかけます。線路際の大株を見つけて、思わず途中下車。 2005年6月中央本線笹子(山梨県大月市)にて
by ましう
No.39
|
|
|
|
キンポウゲ |
アンが帽子にごてごてと飾り付けてリンド婦人を卒倒させそうになった花、"butter cup"。日本名はキンポウゲ(金鳳花)またはウマノアシガタ(馬の足型)。ラナンキュラスの仲間で、球根部分が馬の足跡に似てるんだって。 2005年5月、島根県益田にて。
by ましう
No.37
|
|
|
|
ヒナギク |
No.35と同じ "ox-eye daisy"。日本でも帰化してあちこちで野生化しています。東京のうちの会社の花壇でも真っ盛り。去年は雑草だからって上司がみんな抜いてくれたんだけど。 2005年5月、島根県益田にて。
by ましう
No.36
|
|
|
|
ヒナギク |
北米でデイジーと言えば、"ox-eye daisy"。 モンゴメリが「ひなぎくを詰めや 許されるままに」と歌ったのはこの花。 花壇に植える雛菊よりずっと野性的な感じがします。 1985年6月、キャベンディッシュにて。
by ましう
No.35
|
|
|
|
一番乗り! |
黄色いのがアキノキリンソウ(秋の麒麟草)。たしか「オリビア叔母さんの求婚者」に出てきたと思います。 手前の白い花は"Queen Anne's lace"(アン女王のレース)。優雅な名前ですが、日本名はノラニンジン(野良人参)。あんまりな名前。 1994年9月プリンスエドワード島プリンスにて。
by ましう
No.34
|
|
|
|